ユニバーサルデザインの10要件

UDの価値を高める要件のチェック項目と考え方
【a.UD製品のUD化の度合いをさらに高める機能】

・参画性(participation)

●使い手と作り手のコミュニケーションが取られている。
 CHECK28:UD製品やサービスの開発に使い手が関与している。
●使い手の声が反映できるようになっている。
 CHECK29:UD製品やサービスの使い手による評価を
 フィードバックできるようになっている。

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CHECK28:UD製品やサービスの開発に使い手が関与している。

使い手のニーズを的確につかむには、使い手の意見が反映されていなければなりません。また、試作段階で使い手からUD化の度合いを評価してもらうことも欠かせません。さらに、専門家からUD製品としてのエビデンス(証明)を得ることもUD製品の価値を上げることになります。

CHECK29:UD製品やサービスの使い手による評価をフィードバックできるようになっている。

UD製品が売れ続けるようにするためには、常に使い手の意見や評価が作り手側へ入ってくるような仕組みが必要です。その使い手からの声を反映させ、ニーズにあった製品へ改善することがUD製品が陳腐化しないための一つだと考えます。